珈琲を楽しむ 五十四たび

今回のコーヒーは6月のおすすめです。実際に飲んだのは8月末から9月上旬にかけてでして、今は7月のおすすめが買えなくて選んだ焙煎比べコーヒーを飲んでいます。

私のコーヒーの知識はそんなに多くも深くもありませんが、豆の焙煎については実際飲み比べてある程度は知っています。問屋さんで焙煎比べで買ったマンデリンは、ミディアム、ハイ、シティ、フルシティの4種類で、順番に煎り方が深くなります。深ければ深いほど苦味が増します。

浅煎りが順にライト、シナモン、ミディアム、中煎りがハイ、シティ、深煎りがフルシティ、フレンチ、イタリアンとなっています。苦味とは逆に酸味は浅煎りが強く、カフェインも浅煎りが多いです。苦味も酸味もカフェインもというと中煎りがいいということになるんですかね。

ちなみに挽き方は、荒い方が酸味が強く細かいほど苦味が強いのが基本のようです。

6月の Fresh Crop はこの2種の豆でした😺 タンザニアはアフリカの国です

ブラジル ベラビスタ農園 ナチュラ
箱型乾燥機を使用してコーヒーチェリーを48時間かけて乾燥

ローストナッツやラズベリーを感じる香ばしさ。滑らかな飲みくちに、完熟した果実感とブラウンシュガーやレーズンのような甘み、ダークチョコやピュアココアを想わせる苦味にスパイシーなコクの余韻。

酸味★★★✬☆ 苦味★★★★☆ 甘み★★★✬☆ コク★★★✬☆ 香り★★★☆☆

箱型乾燥機はスタティックボックスといって、熱風と冷風を交互にあてて48時間、その後に普通の機械式ドライヤーで仕上げるのだそうです。その前に木製のサイロで30日~40日熟成させる手間暇かけて作られたお豆さんなのですって。普通のブラジルより苦味があって好みのお豆さんでした😺

タンザニア ムベヤ マトゥンダ

マトゥンダはスワヒリ語で「フルーツ」の意味

ジューシーさの中にほのかに漂うフローラルな香り。軽やかな飲みくちに、シトラスやブラッドオレンジのような明るい酸味。サクランボやストロベリーをイメージするフルーティーな甘さと、黒糖やブラックティーを想わせるコク。ほどよい苦みの後味。

酸味★★★✬☆ 苦味★★★☆☆ 甘み★★★✬☆ コク★★★✬☆ 香り★★★✬☆

ムベヤ地区はキリマンジャロ周辺の産地よりまだ高い所にある新興のコーヒー産地なのだそうです。上のブラジルほど苦味がなかったと思います。

今日は9月のおすすめを注文しました。4種類、生豆で100gずつをミディアムで焙煎して送料無料のネコポス便で届きます。2000円とちょっと。自分へのご褒美でした。さて、明日は晴れるの?!