花と指 その弐拾漆 お盆の頃に咲く花 ナツズイセン

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上手く角度を取れなかったので分かりにくいかしら😹
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左が同じ日の同じ花  右は16日にお墓の片付けに行って撮ったもの

ナツズイセンは見ての通りヒガンバナ科の花です。夏にスイセンに似た花を付けるのでナツズイセンという名前を貰ったらしい。でも、私にとってのヒガンバナは真っ赤っかな田圃の畔に群れ咲く花でした。実家の方ではナツズイセンは見たことがありませんでした。ですから、こちらでこの花を見た時は???という感じでした。しかも、こちらではあの真っ赤っかな花はあまりお目に掛かれなかったんですね。個人の庭先に植えてあったものしか無い! 道端や田圃の縁に生えていない! なんでやねん!と思いました。

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これが子供の頃から見慣れたヒガンバナ 曼珠沙華

土地によってやはり違いがあるのでしょうね。同じ米農家が多いこちらでは雪のせいか田圃に蓮華草を植えたりはしないですし。子供の頃に近所の田圃一面に咲いていた蓮華草は、遊びの対象にもなっていました。繋いで首に掛けたり、蜜を舐めたりしましたもの。今も蓮華を植えているのかは分かりません。高知を離れて随分経ちましたし、コメ事情はかなり変わりましたから。でも、原風景として記憶の中には一面の蓮華草が咲く田圃が存在しています。

時代は回ってどこに行くのか。懐かしい想いはそれとして、生きていかねばね😺

さて、明日は晴れるの?!